専門職大学の創設に関する私見~キャリアの多様性における「学位」授与の重要性~
一、はじめに
今回は、専門職大学のお話です。ややこしいですが、ロースクールと呼ばれる法科大学院、職業的な学校教員の養成を目的とした教職大学院等の専門職大学院とは、別の高等教育機関です。ビジネスの現場で専門的な力を求められるという意味では、専門職大学は、専門職大学院と養成後の人材像は近いのかもしれません。
ちなみに、「仲見満月の研究室」で取り上げているのは、主に研究教育機関であり、研究者を養成することが中心の研究大学院です。今回は、中高の学校教育の延長線上のキャリア教育という文脈で、この専門職大学を考えてみたいと思います。そういうわけで、ここ「灰だらけ書庫」を更新するに至ったわけです。
今月に入って、専門職大学の法的な設置整備がぐっと進んだというニュースを目にしました。そういうわけで、タイムリーに取り上げることにいたしました。
<今回の内容>
- 一、はじめに
- 二、そもそも、専門職大学って何?
- 三、専門職大学が育成する職業人像と教育内容
- 四、専門学校と専門職大学の違い
- その一、法的な位置づけと資金面での違い
- その二、卒業時に得られる「資格」の違い
- 五、まとめ:職業訓練に特化した専門職大学の卒業者に学位を与える重要性
二、そもそも、専門職大学って何?
話題の専門職大学院って、そもそも、何だろう。疑問に思う読者の方が過半数だと思いますので、次の大学ジャーナルオンラインのニュース記事(以降、ニュース記事)を引用しながら、見ていきたいと思います↓
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ポケモンGOを再開しております
先月だったか、ポケモンGOに第2世代、カートリッジでいうと金・銀・クリスタルバージョンのポケモンが実装されたということでした。
そういうわけで、年度末の用事を捌きつつ、歩き回って、ポケモンGOを再開しました。過去にプレイした金・銀・クリスタルバージョンでは図鑑登録できなかった、例えば、ニョロトノを今週、登録しました。進化に必要なアイテムは、ポケストップで出てくるようてす。
ブログの「研究室」のほうですが、思った以上に忙しく、更新を数日間、止めています。電車で一時間以上かけて、隣県に出かけて説明会に出てくるような、そういった諸々の手続きなんかも進めております。
心身の調子に波があり、一日中、部屋に引きこもり、入浴せず、黙々と書類を作っていたこともありました。日光を浴びない日のほうが、先月は多かったのですが、今月は多少、増えたようです。
ポケモンGOの復帰を機に、日光を浴び、風呂に入るという、心と身体を健康にしていきたいのが、今月の目標。日光を浴びないと、憂鬱に沈みますし、風呂には入らないと書類が手垢や皮脂で汚れます。
そんなお目汚しの日記となりましたが、残り20日を切りました、今月もよろしくお願いいたします。
【レビュー】こだま『夫のちんぽが入らない』
<本記事の内容>
- 一.はじめに~本書の新聞広告から~
- 二.ストーリーと感想
- 三.まとめ~および本書の出版経緯とその周辺情報~
- その一、本書のまとめ
- その二、本書の出版経緯とその周辺情報
一.はじめに~本書の新聞広告から~
読了は随分前でしたが、レビューを書くタイミングを失ってしまっていた本がありました。その本が、こちらになります。
もたもたしている間に、二月一二日の朝日新聞四ページ目の広告に、「タイトルなし」の形で紹介され、その出来事事態がネットニュースとして、取り上げられることになりました。 しかも、二つのメディアで…。
新聞の広告には、タイトルに男性の性器名が入っており、そこが掲載困難という規定に引っかかってしまったようです。一三万部突破した売り上げの本なら、タイトルなしでも、帯に入れた有名人のメッセージや著者の名前で、書店に行けば探してもらえるだろう。そう出版社の担当者がふんだようで、『※書名は書店でお確かめください。』という広告表示になったそうです。下が実際の朝日新聞の四ページ目の広告で、買ってきて私も確認しました。
ここまで、話題になったならレビューを書いてしまわないと、また機会を逸することになりそうだ。という判断で、今回、内容や感想、本書の出版背景など、まとめることに致しました。
先にお断りさせて頂きますが、本書は広告どおり、夫婦が二〇年の間に苦しんできた物語で真面目なストーリーです。が、タイトルが示すとおり、内容には性的な描写や事項も含んでおります。また、主人公である妻、それから夫の行動には、倫理・法律などの観点から、不適切ではないか?と思われることもあるかと存じます。
以上の点について、特に未成年の方、それから夫婦関係について倫理・法律的な観点から不適切な内容を読むのが難しいと感じられた方は、時間をおいて成人されてから再度ご訪問頂く、あるいはブラウザバックして頂くことをお勧め致します。
それでも、読みたいという方は、「続きをよむ」を押してお進みください。
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