【ニュース】「最新ガチャの世界 鳥獣戯画、大日如来像、シン・ゴジラ」(NEWS ポストセブンより)
「研究室」のブログばかり更新していたら、はてなブログの事務局から「灰だらけ資料庫のブログ、一ヶ月、更新がありません。こちらも、更新しましょうね」という通知が来ました。ポケモンGOのほうは、多忙で再びプレイしなくなってしまい、特にお知らせすることがなくなってしまいました…。
(イメージ画像:ミニサイズの阿修羅像)
話題を探していたところ、Yahoo!ニュースの配信で、私の興味をそそる小物雑貨の記事がありました。記録がてら、本記事で取り上げさせていただきます。
五/六(土) 七:〇〇配信
お金を入れてガチャッとレバーを回して、何が出てくるのか、毎回楽しみだった“カプセルトイ”が、今、大人や外国人に大ウケ!
専門店も登場し、空港や駅などさまざまな場所で人だかりができている。商品もアニメなどのキャラクターからちょっと驚くようなアイテムまで幅広い。最新ガチャの世界を覗いてみよう。
昨今のブームの『鳥獣戯画 鳥獣机画』(一回三〇〇円/バンダイ)は、海外だけでなく国内でも、かわいいと大人気。「机の上に置くには実用的なほうがいい」という声も多く、輪ゴムかけやスマホを支えるアイテムが人気(全七種類)。
仏像を愛でる女子にはたまらない広目天のりりしい姿。『和の心 仏像コレクション3』(1回三〇〇円/エポック社)の大日如来像と執金剛神像には、レアカラーの極彩色タイプと金色タイプがある(全六種類)。
また、昨年公開され、社会現象を巻き起こした映画『シン・ゴジラ』。ファンの間では、蒲田駅周辺で進化した第二形態のゴジラを“蒲田くん”と呼んでいたが、『ちびっとシン・ゴジラ』(一回三〇〇円/バンダイ)はそのゴジラをペンや指に挟めるファンにはたまらないトイだ(全4種類)。
撮影/浅野剛
※女性セブン二〇一七年五月十一・十八日号
(最新ガチャの世界 鳥獣戯画、大日如来像、シン・ゴジラ (NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース:引用元:Yahoo!ニュース/配信元:NEWS ポストセブン)
ガシャポンとか、ガチャガチャとも呼ばれる、カプセルトイ。スマホやオンラインゲームで、引くガチャは、カプセルトイの自販機の呼び名から来ているだと思います。このカプセルトイ、現在も現役であり、おもちゃ屋やゲームセンターの片隅、スーパーマーケットの入口、最近だと、自販機だけ集めたブースがアミューズメント施設にありますね。
このカプセルトイ、今回のニュース記事では、日本史の教科書にも出てくる国宝絵画「鳥獣戯画」の中のウサギやカエル等をモチーフに、立体化したフィギュアを実用性のあるスマホスタンドとして商品化したシリーズが人気だと伝えられています。公式サイトによると、他のキツネやネコもラインナップにありました:
『和の心 仏像コレクション3』のほうは、公式サイトに行くと、第一弾には弥勒菩薩像(ポーズ二種)、金剛力士像、そして人気の阿修羅像もラインナップにありました:
ソールドアウトになっていた仏像もあり、しょんぼり…。アマゾンで検索したところ、フルコンプセットを発見しました。第二弾・第三弾以降もアマゾンにあるようですので、探してみるとお気に入りの仏像が入ったセットが見つかると思います。
ニュース記事によると、空港や駅にカプセルトイの自販機があり、こういった和小物雑貨は、海外からやって来た観光客の人たちのお土産にぴったりなんでしょう。一つ三〇〇円ほどであり、クオリティが高い。何より、シリーズによって種類が多いから、コレクションしたくなる。美術館や博物館の特別展の売店に自販機を持ってきて、これらのシリーズを展開すると、ついつい、私なんかは社会科の授業で使う資料用に買って、集めてしまっていたでしょう。
実際、秦の兵馬俑展で、役職や職業ごとにデザインの違う兵俑フィギュアの食玩を見かけ、買いそうになったことがありました。よく知られていない学芸員の話 その1:山本地方創生担当大臣の「学芸員はがん」発言から - 仲見満月の研究室では、地方とインバウンド観光の話が出ていましたが、それこそ、ご当地限定のミニフィギュアや和小物雑貨をカプセルトイの自販機に入れ、観光案内所や美術館・博物館と言った売店に置いてみるのも、一つの手では?と思いました。ピンバッジや根付だけでなく、もっと実用性の高い折り畳み式の文具等もいいかもしれません。
海外旅行から帰国した際の記念品について、買う場合、ヘタリアの作者・日丸屋秀和氏によると、クオリティやデザインを重視するなら、美術館や博物館のグッズがおすすめだそうです。欧米人は、よく買ってお土産にしているとのことでした。
使い道が無限大のワクワクする、そんな和小物雑貨のカプセルトイ。自販機の中では、皆さんを新たな出会いが待っているでしょう。まちで自販機を見かけたら、足をとめて見てください。