なかみ・みづきの灰だらけ資料庫(書庫)

~仲見満月が言葉を折る灰色の部屋~

【レビュー #文フリ #アンソロジー】『失恋手帖』by 「揺れる」編集部

<本記事の内容>

  • 0.はじめに
  • 1.自分の関心と『失恋手帖』
  • 2.本書についての感想
  • 3.最後に

0.はじめに

この頃、色んなSNSのタイムラインに流れてきた、こちらの記事↓

tettu.hatenablog.jp

 

長い一文にすると、BuzzFeedJapanや株式会社ノオト等のスタッフのうち、私の年代の方々が「揺れる」というサークルを作って、各業界の第一線で活躍されている人たちに失恋話を書いてもらい、まとめたアンソロジーです。

 

今年の勤労感謝の日文学フリマ東京で頒布されたようで、上記の記事を読んでいたら、既に書店委託が始まっていた!ネット通販でも買えるとのこと、さっそく、自分が出展する年明けの文フリ京都の準備をしつつ、買って読んでしまいました…:

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なお、通信販売はこちら、とのことでした。

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年明け3ヶ月分の同人誌即売会と台湾でのZINEイベントの準備中です

メインブログのメインテーマの更新がノロノロぎみで、申し訳ございません。

 

理由は、年明けの「第二回文学フリマ京都」から、本日、出展が決定した台湾でのZINEイベント「ZINEDAY TAIWAN vol.2」(大阪レトロ印刷さんの台湾店で開催)までの三か月分の準備をしているからです。参加イベントの予定は、【'17.12.6_2059更新:目次】仲見満月の同人活動と同人誌(ZINE)の関連記事まとめ - 仲見満月の研究室をご参照下さい。

 

文学フリマを除き、委託参加となります。例えば、

  • 直参では自分のブースやスペースの机に置いたりするペーパーや、委託参加の頒布する同人誌と一緒に詰める無料配布のチラシの作成
  • 同人誌のデザインや手に取ってもらうための工夫を書いた本を読んだりして、今の自分の技術で喜んでもらえそうな、ステッカー等のノベルティを模索

といったことをしています。次のような本を読んで、準備の参考にしています。

 

ちなみに、下の画像は、京都の文学フリマで配る予定のペーパー・チラシの一部です。

 

1月の文学フリマ京都で科学ニュースの冬号(B5、本文58ページ、モノクロ)、2月の各委託参加のイベントで人文・社会系の冬号(B5、本文50ページ、モノクロ)を出す予定です。2017年の秋の新刊より、どちらも10~15ページくらい、ページ数が増えていて、読む方も大変だと思いますが、作るほうも大変でした。

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それぞれの新刊情報については、追々、研究室ブログのほうで告知する予定です。科学編は、文学フリマ京都のカタログ編集が可能になり次第、人文・社会系のほうは、文学フリマ京都のペーパーで告知した後、研究室ブログで情報解禁のつもりでいます。しばらく、お待ちください。

 

そうそう、今回、自分が作っている諸々の同人誌は、果たしてアートや旅行記、写真集といったジャンルの本が多いZINEに当てはまるのか、よく分かりませんでしたが、台湾のZINE DAYに委託出展を認めて頂けました。申し込む際、学術系のコラム誌っぽいものだと書き、たしか、研究室ブログの詳細ページのリンクも載せていたと思いますが、ご許可頂いたということで、一応、サークル・仲見研の同人誌もZINEに少しは含まれるのかな?と思いました。

 

海外のイベントに出展決定したということで、錆びた自分の中国語の能力と自動翻訳、日中・中日辞典を駆使して、POPに載せる本の基本情報もまとめ始めました。例えば、「気になる」を厳密な日本語にすると、「興味がある」ということになり、そこから同人誌のタイトルに”感興起”という中国語を入れています。

そんな作業の一方で、ぼんやりと「通販はクレジット決済ができるけど、紙同人誌を安い送料で海外に送るには限界があるから、やっぱり、同人誌の電子書籍化は早いほうがいいんじゃないか」とか、ダウンロードマーケットもあったよな、とか、流通の方面のことに思考が行ってしまったこともありました。台湾の同人作家さんと同人誌を交換した時、20ページくらいの薄い本の送付するのでも、到着を速くするか、安全に届くことを優先するかで、たしか、一冊1000円かかることもありました(EMSだったかな?すみません、うろ覚えで)。

 

チラシやノベルティの作成と、同時進行で考えていることは、たくさんあります。ひとまず、近況報告と共に、メモ代わりとしても、こちらにエントリ記事として残しておくことにしました。

 

おしまい。

 

 

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ブロトピ:読書に関するこんな記事

亡くなった学生の「死亡除籍」と報道問題について~座間事件の「…在籍大学も憤り 「死亡除籍」に母ショック」(日刊スポーツ)ほか)~

<本記事の内容>

  • 1.はじめに
  • 2.亡くなった学生の大学における「死亡除籍」について
  • 3.座間事件の被害者と遺族のことに関する報道問題について
    •  3-1.西日本新聞での状況と一部の報道機関の状態
    •  3-2.座間事件が報道され続けることの問題
  • 4.最後に

1.はじめに

今回は、神奈川県座間市の集合住宅の部屋で、男女合わせた9人の遺体が見つかった事件について、少々、思うところがありました。事件の詳細については、現在進行形で報道されていますが、ここでは詳しく触れないことに致します。理由は、後術致します。

 

本題に行く前に、申し上げたいことがございます。

 

亡くなられた皆様、そしてご遺族の皆さまにつきましては、本記事は大変不愉快で、不謹慎な内容を取り扱うことになりますこと、心より申し訳なく、心苦しく感じております。大変、申し訳ございません。それでも、お伝えしたいことがあって、しばらく悩みましたが、本記事を書くことに致しました。

 

本記事の話題は、タイトルのとおり、大学における「死亡除籍」、および今回の苛烈と私が感じる報道問題について、です。前者については、メインブログとテーマとして、密接に関係していると考えましたが、色々と考えるところがあり、こちらに書くことに致しました。後者の話題は、亡くなった学生の方の経緯、および、そのことから、ご遺族の方が実名や顔写真の報道をしないで欲しいと報道関係者に対して、要請する文書を出したにも拘わらず、報道が続いていることに対する危機感をお伝え致します。

 

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