2017-02-09 【レビュー】天咲心良『COCORA 自閉症を生きた少女 1 小学校 篇』 レビュー 発達障害 学校 教育 家庭 本 今回は、私がフォローしている方のからのツイートで、存在を知った小説のレビューをします。 こちらです。 COCORA 自閉症を生きた少女 1 小学校 篇 posted with ヨメレバ 天咲 心良 講談社 2017-01-27 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo ◎表紙のデザインと読むことになった経緯 ◎ストーリーと感想 ◎一巻のまとめと二巻について ◎表紙のデザインと読むことになった経緯 ◎ストーリーと感想 ◎一巻のまとめと二巻について 発達障害という言葉がなかった時代というのも、確かにあったのかもしれません。しかし、そうだとしても、主人公が生まれついた家庭が機能不全であり、現在なら主人公は確実に児童相談所に保護されていたかもしれません。全体として、登場人物の会話は関西風の方言、それから主人公の祖母は九州地方の方言で話します。これがね、イントネーション。発せられる場面やニュアンスを感覚的に知っている読者には、けっこう、ダメージの重い攻撃になてくるかと。怒ったり、叱ったり、罵ったり、負の感情がのっかって容赦なく発せられただけに、感覚的にひどさの分かる人間には、物理的な打撃以上に、一撃一撃がキツイものになりそうです。その点は、気をつけてください。 次の著者の寄稿記事を読まれてから、読むか判断されてもよいかもしれません。