なかみ・みづきの灰だらけ資料庫(書庫)

~仲見満月が言葉を折る灰色の部屋~

映画『Fate/stay night [Heaven's Feel]』の主に第Ⅱ章の感想~それとコラボキャンペーンの情報~

1.映画の紹介と感想

こちらのブログ、更新、ご無沙汰してました。どっぷり、Fate作品群に浸かってしまっている、執筆管理人です。

 

本記事のタイトル映画第Ⅱ章「lost butterfly」の公開から、明日'19年1月19日で一週間が経ちます。今週、ちょうど公開中の映画館の割引デーがあり、見てきました↓


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(画像:本作のフライヤー、右が衛宮士郎、左が間桐桜

 

今回は、この映画の主に第Ⅱ章を見た感想と、コラボキャンペーンの紹介を致します。

 

この作品は、TYPE-MOONビジュアルノベルFate/stay night』の第3のルートを、映画化したものです。第1の[Fate]ルート、(主人公の衛宮士郎が召喚したセイバーと頑張る話)、第2の[Unlimited Blade Works](UBM)のルート(士郎がアーチャーとそのマスター遠坂凛と共闘する話)です。物語全体の主なあらすじは、どんな希望でも叶えられるとされる願望機「聖杯」をめぐって、魔術師たちが古今東西の神霊や偉人などを「サーヴァント」として召喚し、日本の冬木市で繰り広げる戦争。その第五次聖杯戦争に巻き込まれた男子高校生・衛宮士郎が、セイバーをサーヴァントとして召喚。己の「正義の味方」の夢と向き合いつつ、聖杯戦争を戦う中で、各ルートで何らかの決着をつけるというのが、ミソとなっています。

 

第3ルートこと[Heaven's Feel](以下、HF)は、聖杯の謎に迫るストーリーです。ヒロインは、聖杯戦争の御三家のひとつ間桐家の娘で、士郎の高校の後輩に当たる桜。彼女の抱える問題に士郎が関わっていく中で、聖杯の謎も明らかになっていくのでは?と私は考えています。見てきたHFの映画では、第1・2のルートを知ったことが前提で、基本的に他のルートと共通する部分はダイジェスト的になっている模様。

 

Fate、UMBのストーリーを知りたい方は、以下のページで大まかな内容がまとめられていますので、ご覧ください↓


PCゲーム『Fate/stay night』シナリオまとめ(ネタバレ注意)|GAMY

 

今作の第Ⅰ章「passage flower」は、士郎の友人で、間桐慎二の暴力から逃げてきた(と思われる)桜を、士郎が自宅で保護して住まわせで家事を教えつつ、聖杯戦争に巻き込まれていくというもの。同じ頃、士郎たちは黒地に赤いストライプの紐状触手を持つ「影」を見かけ、冬木市では奇妙な事件が起こります。中盤から聖杯戦争に桜の祖父で、間桐家の当主がアサシンのサーヴァントを連れて参戦。終盤でセイバーはアサシンに敗北。

 

続く「lost butterfly」では、戦場の寺院内で姿をセイバーが消し、それを追いかけた士郎が「影」に襲われ、気を失ったところから始まります。本作では、魔術師の家に生まれた者たちの生き方が御三家の人々から語られ、 

 ・「魔術師の素養」を持たず、御三家の間桐家に生まれてしまった慎二の苦悩と歪み

 ・間桐家の後継者と思われる孫娘・桜に、祖父が行った刻印蟲による「改造」

 ・「改造」によって、生きているだけで周囲に被害を出すことを恐れた桜を、受け止めようとする士郎

 ・「冬木の管理者」として、桜を放っておけない凛

といった魔術と、それに関わる人物たちの「苦悩」が、具体的に描かれていきます。

 

士郎と桜の関係が主軸。ですが、『Fate/Zero』や『衛宮さんちの今日のごはん』等のパラレル的な派生作品を見ていた私は、むしろ、遠坂凛間桐桜の関係の変化に気持ちが向いて、見ていました。

Fate/Zero(1) 第四次聖杯戦争秘話 (星海社文庫)

Fate/Zero(1) 第四次聖杯戦争秘話 (星海社文庫)

 
衛宮さんちの今日のごはん  (3) (角川コミックス・エース)

衛宮さんちの今日のごはん (3) (角川コミックス・エース)

 

 

2人の関係は、HFのキーポイントになるので、詳しくは伏せます。ただ、原作ゲームでは顔見知りの先輩後輩だった2人が、その枠を超えて新たな人間関係を築いていくところに、ほっこりしたのが正直な気持ち。とだけ申し上げます。たとえ、つかの間であっても。

 

ところで、原作のビジュアルノベルは、サーヴァント同士の激しい戦闘シーンがあって、それが「伝奇活劇」とされる所以です。HFの映画も戦闘シーンは見どころのひとつであり、

 ・御三家のひとつアインツベルンのサーヴァントである、ムキムキのバーサーカーと、紫黒い甲冑のセイバーオルタとの重々しいながら、パワフルな山中でのバトル

 ・バーサーカーを失い、士郎に連れられたマスターのイリヤスフィール・アインツベルンを追ったアサシンと、アーチャーのスピーディーな戦い

は、なかなか、見ごたえがありました。セイバーオルタの斬撃は、映画館のスピーカーが客席の空気をビリビリと震わせるようで、臨場感に溢れていたかと。

 

第Ⅰ章の「passage flower」が序盤ということで、少し物足りなかった私には、本作の「lost butterfly」は盛り上がりがあって、次回作の第Ⅲ章が楽しみになりました。

 

 

2.HFとのコラボしているお店のキャンペーン情報

さて、第Ⅰ章に続き、本作「lost butterfly」の公開に合わせて、様々な場所でコラボキャンペーンが実施されています。ここでは、LAWSONとすき家のキャンペーンに触れたいと思います。

 

 2ー1.LAWSON

 まず、LAWSONのほう。今月から、

 ・バイザーをつけたセイバーオルタ風の「オルタまん」(黒ごまあん入り)

 ・グラス付き(間桐桜ギルガメッシュの柄)のぶどうゼリー

のコラボ商品を販売開始。どんな味なのか、気になります。

 

そのほか、対象商品を買うともらえる、限定イラストのポスター、オリジナルクリアファイルの配布も実施中(なくなり次第、終了)。アーチャーのクリアファイルは、なかなか、よいです。f:id:nakami_midsuki:20190118203545j:image

 

<LAWSONのキャンペーン情報>


劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅱ.lost butterfly キャンペーン|ローソン研究所

 

 2ー2.すき家

次は、すき家でやってるキャンペーン。

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けっこう、いろんなことをしているようです。力が入っているのは、ラッピング店舗の存在。店内には、映画のワンシーンを切り取ったボードの展示↓f:id:nakami_midsuki:20190118205039j:image

 

士郎やアーチャー、ギルガメッシュの並んだ大判イラストとか、ありました↓

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眺めながら食事をした私は、映画を見てから日が浅い時、すき家に行ったので、なかなか、感慨深かったです。

 

コラボキャンペーンといえば、気になるのはオリジナルグッズで、ここからはその紹介。

 

ひとつめは、お店で対象のメニュー+豚汁とサラダセットを買うと、限定イラストのカードがもらえたり、LINEでポイントを貯めて応募するとグッズが当たったり・もらえたりすること。12ポイントを貯めると、もらえる丼ぶり茶碗は自分用にひとつ、欲しくなりました。

 

ふたつめは、商品+αの金額で、それぞれの期間で、桜と凛のミニアクリルスタンドを買えること。前半が桜、後半が凛で、二頭身のデフォルメ化されたキャラクターが、ちょこんと茶碗に腰かけたデザインです。

 

みっつめは、ゼンショーの通販ストアで、キャラクターの幟やら、アクリルフィギュアやら、販売していること。幟は、店舗の外にあるものと同じような感じなんでしょうか?

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すき家のキャンペーン情報>


劇場版「Fate/stay night [Heaven‘s Feel]」×すき家キャンペーン!

 

 

 2ー3.そのほかのところ

このほかにも、いろんなスマホゲームでコラボイベントをしたり、映画館によってはコラボメニューやグッズを置いていたり。いろいろと、あるようです。

 

全体の情報は、劇場版HFの公式サイトにページがあるので、チェックしてみては、いかがでしょうか?


COLLABORATION | 劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」 Ⅱ.lost butterfly

 

 

3.むすび

以上、今回は映画『Fate/stay night [Heaven's Feel]』の主に第Ⅱ章の感想と、その時期に合わせたLAWSONとすき家のコラボキャンペーン紹介でした。いかがでしょうか?

 

思えば、Fateシリーズとは『Fate/Zero』のアニメ放送から、私は10年近い付き合いになります。年末年始には、FGOに加えて、スマホ版『stay night』もプレイを始め、このままではFate沼に深く浸かりそうな感じが…。

 

そんなところ、新シリーズの小説が出たんだとか。

Fate/Requiem 1巻『星巡る少年』【書籍】

Fate/Requiem 1巻『星巡る少年』【書籍】

 

 

一体、どこまでFateがいくのかは謎ですが、追えるところまでは、楽しみたいなぁ。

 

今日はこのあたりで、おしまい!

 

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