第六回 #文フリ大阪 の作品書評~ #並木陽『青い幻燈』を読む~
<今回の内容>
- 1.まえおき
- 2.物語の主な内容
- 3.作品へのコメント
- 4.むすび
1.まえおき
先日、「研究室」ブログに載せた記事「第六回 #文フリ大阪 の作品書評~ #並木陽『マインツのヴィルヘルム』を読む~ - 仲見満月の研究室」
に引き続き、 第六回 文フリ学大阪で購入した本の読了レビューです。今回は2冊目をやっていきますよ!
ネタバレにご注意ください。
続きを読む【メモ】法律等のおける小中高の学校図書館と大学図書館の違い~学校図書館法の冒頭を中心に~
<本記事の内容>
1.はじめに
昨日、更新した高知県立大学の大学図書館の蔵書除却問題の記事:
で、法律や文科省の出した文書で、大学図書館の位置づけを取り上げました。
件の問題のせいか、私のTwitterのTLに最近、2014年の大阪の学校図書館に関するニュースがあがってきています:
↑の大阪の府立高校における問題の概要は、以下のようになっています。
府立高校の約2割にあたる24校の図書館が、昼休みや放課後などに生徒が利用できない「開かずの図書館」状態にあることがわかった。2009年の行政改革で、専任の学校司書が廃止され、業務を割り振られた教職員の手が回らないことが原因だという。
学校司書の専任としての配置廃止の問題は、読者各位に上のリンクからお読み頂くとして、本記事では、法律等における小中高の学校図書館と大学図書館の違いに関して、さらっと、学校図書館法の最初のほうを読み、メモ程度に書きとどめたいと思います。
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同人誌を出す、その裏側の話 ~サークル「仲見研」の場合~
Twitterのほうで昨夜、軽くご報告したましたとおり、秋の新刊を入稿しました。頒布は、来月の9月30日にある関西コミティア53の予定です。暫定的ですが、下の記事で表紙の画像を公開しております。ご覧ください:
【'18.8.8_1305更新:お知らせ】同人誌『学術系ニュース』'18年10月秋号の表紙公開 - 仲見満月の研究室
秋の新刊は、追加補足の記事を書く間、予定していた印刷所のキャンペーンを逃してしまい、印刷代を変更せざるをえませんでした。その関係で、当初より1冊100円アップになり、イベント頒布価格は800円となりました。とうか、ご了承くださいませ。
山の日前後から、秋の新刊の校正をしていた関係で、ブログ群の更新が止まっておりました。実は他にも抱えている用事や作業はあるのですが、あまり更新をしなくなってしまうと、私は今までの感じからすると、ブログの書き方を忘れてしまうんです。以前の書き方を取り戻すのに、過去の記事を見ながら項目立てを新しい記事に取り込んで、テーマに合わせるとか、やってきました。
学術系のネタはたまってはいるものの、情報の整理や調べが追いついていないため、今回は日記を中心に書いている、「灰だらけ書庫」を更新することにしました。本日の話は、タイトルどおり、同人誌を私が出している裏側の話をしたいと思います。
弊サークルの同人誌『なかみ博士の術系ニュース』、今年の春号からは、表紙や本文に、本格的に看板犬「博柴」(はくしば)が登場しています。「博柴」には、赤毛の柴系・仲見ケンのほか、実は黒柴の相田ハナも存在し、いずれ、誌面や特典に出す予定でおります。
言わずもがな、私は犬のなかでも、柴犬とその系統の見た目の個体が好きでして。育った家にも柴系のイワンコ(仮名)を飼っていました。博柴を同人誌のイラストに入れているものの、なかなか、生き物を描くのは大変でした。コマンドで同じポーズをさせるにも限界はあるわけです。その昔、夏休みの工作か何かで、イワンコの絵を描こうとして、ずっとお座りしていてもらうのも、過酷。今のように、スマホやデジカメのように写真を気軽に撮って、それを見ながら描くのは難しい時代でした。フィルムつきカメラで撮影後、現像された写真が届くのに、数日はかかっていた頃でした。
今は気軽に写真を撮れる時代にはなりましたが、欲しいポーズをとってもらうのも、大変です。そういうわけで、柴犬の人形やフィギュアを見かけると、買い集めて、それらを見ながら博柴のイラストを描いています。100円ショップのセリ○、カプセルトイの生き物シリーズが、作画を助けてくれました。
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